テニス!ダブルスにおける前衛の4パターンと対抗策を紹介します!

試合で勝つ方法

ダブルスにおいて主に前衛は得点を取る、後衛は試合を作る役割となります。
その中で相手前衛との駆け引きに勝つか負けるかは試合を決定づけると言っても過言ではありません。
私自身も学生時代は後衛をやっていましたので相手前衛と常に駆け引きを行っていました。
そこで今回は相手前衛との駆け引きに勝つ方法についてお伝えしていきたいと思います。

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駆け引きに勝つために必要なこと

相手前衛との駆け引きに勝つためには相手を知り、どんな場面でポーチに出てくるのかを知る必要があります。
以下では相手前衛が仕掛ける基準前衛のタイプについてお伝えしていきます。

前衛がポーチに出る基準

前衛は何を基準にしてポーチに出てくるのでしょうか?
打つ際の体の向き、試合の流れなど様々な要因がありますが、1番の判断基準は『タイミング』です。
前衛がポーチに出る際には早くても遅くてもダメです。
早く動き過ぎると逆を抜かれますし、遅いとボールに届きません。
相手の前衛は常に飛び出すタイミングを計りながらプレーしています。

前衛には4タイプが存在する

上記で前衛はタイミングでポーチに出ると解説しましたが全てが当てはまる訳でもありません。
実は前衛には大きく分けて4つのタイプが存在します。

・攻撃的+本能型タイプ
・攻撃的+戦略型タイプ
・守備的+本能型タイプ
・守備的+戦略型タイプ

4タイプです。
攻撃的か守備的かはポーチに出てくる割合の高さ、本能型と戦略型はどんな場面で飛び出してくるかを表しています。

それぞれの特徴と対策

人それぞれ性格が違います。それはプレーにも表れます。
それぞれの前衛の特徴を捉えることが出来れば、それだけ裏をかいたりポーチのタイミングを外したりしやすくなり試合を優位に進められます。
4つのタイプごとに、それぞれの特徴と対応策を見ていきましょう。

攻撃的+本能型タイプ

積極的に仕掛けることが好きでチャンスと見れば、どんな場面でもポーチに出てくる超攻撃的な前衛です。
試合の流れではなく自分の直感で飛び出してくるため、相手の動きを読みにくいのも特徴です。
気持ちがノッテくると無双状態になるため、早期に対抗策を打つ必要があります。

対抗手段

このタイプの前衛はとにかく攻撃することを好みます。
したがって平面での後衛同士の打ち合いでは積極的にポーチに出てきます。
なので中ロブを使ってラリーを長期化させましょう。
打ち合いに応じてしまうと相手のペースになってしまうのでスローダウンさせてペースを握らせないことが大切です。

攻撃的+戦略型タイプ

チャンスの場面と見ればポーチに出てきますが、しっかりと試合の流れも計算出来る戦術家タイプの前衛です。
攻める場面と守る場面の見極めも出来るため、相手にすると厄介な相手でもあります。
相手の思い通りに試合を運ばせないための対抗策を打つ必要があります。

対抗手段

戦略型のタイプは何かと型にはめて考えたがる傾向があります。『この場面ではこっちに打つ可能性が高い』など常に試合の中で考えながらプレーしていますので予想外の事態には弱いです。
意表をついてライジングでパッシングを狙ったり、ミドルを狙ってみたりと様々なパターンの攻撃をぶつけることで相手に迷いが生じます。
同じ攻撃パターンだけでなく様々なパターンで攻撃して相手を惑わすことが大切です。

守備的+本能型タイプ

基本的には攻撃よりも自分のサイドを抜かれないことを優先する守備的なタイプの前衛です。
ですが本能的に『いける!』と思った時などは急にポーチに出てきたりします。
全タイプの中で一番動きが予測しづらいタイプでもありますので慎重に対抗策を打つ必要があります。

対抗手段

基本的には守備的で自分の管轄エリアを守ることに重点を置いていますので相手後衛との打ち合いが基本となります。
ただし稀にポーチに出てきますので、相手の動きをよく見てロブなどでタイミングを外しましょう。
もともと守備的なのでタイミングが合わない場面が続くと、より守備的になり攻めやすくなります。

守備的+戦略型タイプ

4タイプの中で1番守備に専念するのが、このタイプです。
基本的には自分の後衛のゲームメイクに任せて守備に専念します。遠いボールをポーチで追うよりも自分の近くを通るボールを確実に通さないことを優先しますので相手の後衛を押し込むことが出来れば勝機が生まれます。
ただし守備に専念しているので無理にこちらから攻めると相手のペースになってしまいます。
長期戦を覚悟して対抗策を打ちましょう。

対抗手段

こちらから攻め急ぐのはNGです。
相手前衛は自分の近くは常に警戒していますので短いボールがきた時など得点確率が高い時以外は基本的に攻めずにラリーを続けた方が良いでしょう。
その中で相手の後衛を押し込んで、こちらの前衛が得点するパターンを作れれば相手は防戦一方になります。
長期戦になる覚悟でペースを握れる様に戦っていきましょう。

まとめ

人それぞれ個性がある様に相手の前衛にも個性が存在し、それがプレーに特徴として出てきます。
それぞれの前衛のタイプを見極めて、それに合った戦術を駆使して有利に試合を進めていきましょう!
タイミングを外すには中ロブライジングも有効です。
試合の中で機を見て仕掛けてみてください。

最後までご視聴ありがとうございました。


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