ソフトテニス特有のサーブとして『アンダーカットサーブ』があります。
錦織選手も試合で使っていましたので、硬式テニスでも不意をついて使われたりしますが、ソフトテニスより割合は低いでしょう。
今回はソフトテニスにおけるサーブの違いを解説していきたいと思います。
ソフトテニスのサーブ
1セット通して同じ人がサーブを行う硬式テニスと違って、ソフトテニスでは後衛がクロス・逆クロスのサーブを打ち終わると前衛がクロス・逆クロスでサーブします。
1セットの中でサーブ側は必ず前衛もサーブを行うため、その際にはサーブを打った後にネットまで詰めなければなりません。
その辺りも考慮した上でソフトテニスのサーブを検討してみましょう!
サーブの種類
スライスサーブなど
通常の上から打つサーブです。ソフトテニスにおいても基本のサーブは上から打つサーブになります。
サーブを上から打つメリット・デメリットを解説します。
メリット
・コースを打ち分けられる
・球種の打ち分けが可能
高い打点から打つためボールスピードが速く、センターやクロスなどの打ち分けも出来ます。
また、フラット・スライスなどラケット面の使い方で様々な球種も打つことが可能!
球種の違いによる緩急をつけることも出来ます。
デメリット
・コースが甘いと強打される
上から打つのでボールが弾み、コースが甘くなると強打で返されることがあります。
しっかりとコースをついたサーブを意識しましょう!
アンダーカットサーブ
膝の高さからボールを横に切る様に回転をかけて打つサーブ!
アンダーカットサーブのメリット・デメリットを解説します。
メリット
・強打が返ってきづらい
・着地までの時間が長いので前に上がる時間が稼げる
ソフトテニスのボールは柔らかく変形しやすいため、着地後にボールがあまり弾みません。
そのため相手も強打で返しづらくなります。
また、対空時間が長いので、サーブ後に前衛が前に出るまでの時間も稼げます。
デメリット
・クレーコートだと弾みやすくなる
サービスライン付近から返球されるため、ショートクロスを狙われやすくなります。
アンダーカットを使用する選手は、この対応を考えておく必要があります。
また、サーフェスによって弾み方が変わります。
ソフトテニスの主なコートはオムニとクレーですが、オムニでは摩擦係数が高いため弾みにくく、クレーでは弾みやすくなります。
それぞれのサーブに向いている選手
基本的には長身で力のある男子選手は上からのサーブ、力の弱い選手や女子選手はアンダーカットサーブが適していると言われています。
上からのサーブは長身な程、威力も高く角度もつけやすいからです。
練習で試してみよう
どちらを選べば良いか分からない方は練習の中で両方試してみましょう!
その中で自分の打ちやすい方、試合を組み立てやすい方を選択すれば良いと思います。
どちらもメリット・デメリットはありますので、それぞれのサーブに合わせた対応やコンビネーションを作っていくことが大切です。
まとめ
サーブは試合の中で必ず打つショットですし、試合の流れを作るうえでも重要になってきます。
自分に合ったサーブを見つけて、練習の中で鍛えていきましょう!
また、ペアとのコンビネーションも大切になります。
サーブの後の動き方をペアと話し合っておくとコンビネーションも磨かれ、サーブがより有効になってきますよ!
最後までご視聴ありがとうございました。
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