こんにちは! 😀
オープンコートが出来ることによって相手に攻める場面を作られてしまい相手の得点になる、また相手の優位に試合が運んでしまいます。
前回の記事ではシングルス編として1人でコートをカバーする方法をお伝えしましたが、ダブルスは2人でコートを守りますので2人のコンビネーションが大切になります。今回はダブルスでオープンコートを作らせない方法を解説していきたいと思います。
シングルス編をご覧になっていない方はコチラからどうぞ(‘ω’)ノ
オープンコートとは
以前の記事でもお伝えしましたが、まずはオープンコートとは何か?という点からお伝えしていきます。オープンコートとは簡単に言えばコート上で相手のプレイヤーがいない場所のことを指します。
ダブルスはコート上に2人のプレイヤーがいますのでシングルスに比べオープンコートが出来づらくなっています。しかし、ダブルスのコートはシングルスよりも広いため、2人の連携が合わないとコート上に大きなオープンスペースが出来てしまします。
2人の呼吸を合わせてオープンコートを相手に与えず試合を優位に運んでいきましょう。
ダブルス
ダブルスの場合、基本的には後衛は自分の前衛に対してナナメの位置でプレーしています。自分の前衛が左サイドの前を守っている時には右サイドの後ろに位置し、前衛が右サイドの前にいる際には左サイドの後方に位置します。これがテニスにおける基本の形である雁行陣です。
雁行陣はスキが少ない
雁行陣はいくつかあるテニスの戦型の中でも攻守のバランスの取れた戦型と言えます。そんな雁行陣におけるオープンスペースとはどこにあるのでしょうか?
・サイドの浅いエリア
雁行陣が完成している場合、空いたスペースは前衛の頭を超えた後方のスペースと後衛の前方へ鋭角に打つショットのエリアと言えます。しかし、鋭角なショットはネットやサイドアウトのリスクが高いですし、前衛の後方へ打つとしてもロブになるため、相手に対応されてしまいます。
オープンスペースが出来る場面
雁行陣はバランスの取れた戦型なので、しっかりポジションを取っていれば相手もなかなか攻めるのは難しいです。では、どんな時にバランスが崩れ相手のチャンスとなるオープンスペースが出来るかと言うと…
・後衛が前に出された時
・短い浮き球を打ってしまった時
この様な時になります。どの様な場面でバランスが崩れやすいのかと、その対応について解説していきます。
前衛と後衛が同じサイドに入ってしまった時
例えばミドルの深い位置に打たれて後衛が拾った後、自分の前衛と息が合わず同じサイドに入ってしまうケースがあります。そうすると逆サイドには広大なオープンスペースが生まれてしまいます。
防ぐためのポイント
同じサイドに入ってしまうのを防ぐには日々の練習でペアと動きを確認しておく。また、後衛が前衛の動きに合わせて動くことが重要です。
前衛は相手との距離も近く相手が打つモーションに入ると後ろを確認している余裕がありません。後衛は相手が打つ時だけでなく、自分の前衛が動く時にもスプリットステップを踏み常に素早く動ける体勢を作っておきましょう。
後衛が前に出された時
後衛側のサイドにドロップショットなどを打たれて後衛が前に出されると2人とも前にポジションを取る形となるため、後方にオープンスペースが出来ます。
防ぐためのポイント
後衛が前に出された時、味方の前衛は少しポジションを下げることで後ろのスペースをケアすることが出来ます。後衛もあわてて戻るのではなく、返球の長さによってはサービスライン付近で構えることで相手にスペースを与えないことも大切です。
いつもの前後の関係ではなく、左右に並ぶ形になりますが態勢を立て直すまでは、あわてずに凌いでいきましょう。
短い浮き球を打ってしまった時
ボールが短くバウンドが高いと相手は角度をつけたショットが打ちやすくなります。角度をつけて打てるということはそれだけ打てる範囲が広がりますので通常よりも広くコートを使えることになり、結果オープンコートが出来上がります。
防ぐためのポイント
短く弾むボールを打ってしまったら凌ぐしかありません。相手はコートを広く使えるので、相手の動きをよく見て打球のコースを予測して早めに動きだしましょう。前衛はブロックボレーの意識を持ち、後衛は返せる時にはロブなどで態勢を整えましょう。
オープンコートを作らせないためには
オープンコートを相手に与えない上で重要なのはペア間でのコンビネーションです。1人で守れる範囲は限界がありますし、お互いの動きがバラバラだとコート上にスキが出来ます。練習の中で様々なパターンを試して、お互いの動きを確認しておきましょう。
そうすることで、いざという時に動き出しが早くなり相手にスキを与えなくなります。
まとめ
ダブルスにおいて優位に試合を進めるためにはペアで呼吸を合わせることが重要です。そのためには日々の練習の中で動きを確認したり自分の前衛または後衛のクセを掴むことも息を合わせるポイントとなってきます。
ペアがどう動きたいのか、どう動くことが多いのかを知っていれば、その分動きもスムーズになります。
しっかりとペアとコミュニケーションをとって意思疎通を図り、強いペアを作りあげていきましょう!(^^)!
ダブルスでのコンビネーションについては別の記事で詳しく解説していきたいと思います(‘ω’)ノ
最後までご視聴ありがとうございました。
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