こんにちは 😀
テニスの試合では選手のプレーはさることながら、選手の着るウェアにも注目が集まります。近年のテニスウェアはカッコイイデザインやかわいいデザインの物が多いですよね。
テニスウェアはトレンドに左右される部分が多く、各メーカーはデザインや機能性にこだわって毎年新しいウェアを開発しています。
しかし、テニスウェアは最初から今の形ではありませんでした。もともとはドレスやフロックコートで行われていたんです。今回は、そんなテニスコートの歴史についてお伝えしていきたいと思います。
テニスウェアの歴史
テニスはフランスの貴族がたしなむ遊びでした。友人を自宅のパーティーに招待した際に自宅の庭などで行われていたとされています。そのため、プレーする際にも着替えることはなく、パーティーに参加する衣装のまま行われていたので、地面につく程の長いドレス(コルセットも付ける)にハイヒールという衣装でした。
その後、しだいにスカート丈も短くなっていき、現代の動きやすい服装へと変化していきました。
女性ウェアの変化
長いドレスにハイヒールといった服装から変化が生まれたのは1884年のウインブルドンでした。ワトソン姉妹が長いドレスではなく、全身真っ白のくるぶしまでのスカートで出場し優勝しました。現在でもウインブルドンは白いウェアのみとなっていますが、この大会がルーツになっています。
1919年にはスザンヌ・ランラン選手が袖なしのふくらはぎまでのスカート(コルセットなし)にトレードマークのバンダナという衣装で登場し、スカートの丈はさらに短くなっていきます。
20世紀半ばには膝丈のスカートの下にアンダースコートを着けるのが主流となり、現在ではアンダースコートに変わってスパッツを着用する様になりました。
男性ウェアの変化
男性のウェアもフロックコートから長袖のシャツに変わり、その後は丸首で半袖のシャツ、ポロシャツへと変化していきました。20世紀にはハーフパンツも登場し、その後は短パンが主流となり、現在ではハーフパンツに戻る形で主流となっています。
ポロシャツの誕生
上記で述べた様に昔はズボンに長袖のシャツといった服装が主流でした。その後、動きやすいテニスウェアということで目をつけたのが、アパレル会社の【ポロ】が作っていた丸くびで半袖のシャツでした。その後、丸くびのシャツに紳士淑女のスポーツであることから襟がつけられ現在の【ポロシャツ】が誕生しました。
ポロシャツはテニスをルーツに作られ、ポロが作っていたシャツから作られたことで、そう呼ばれる様になったんですね。
まとめ
もともとは貴族の遊びだったテニス。そこから動きやすさを求めることでウェアが進化していき、それによってプレースタイルも変化してきました。現在では逆にプレースタイルの変化に合わせる形で伸縮性や速乾性を高める様に進化してきています。
また、遊びから魅せる物へと変化したことで現在のテニスウェアは機能性と見た目を両立したデザインになってきています。テニスを観戦する際には選手のウェアにも注目してみると面白いですよ。
最後までご視聴ありがとうございました。
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