ナダルが全米回避で全仏へ!今年のATPツアーはどうなるのかを考察!

小ネタ

ATP世界ランキング!
毎年、その年に行われた大会によるポイントの合計によってランキングが決定されます。
しかし、今年はその形式に変化が起きました。6日にATP(男子プロテニス協会)がツアー再開後の世界ランキングを決めるポイントの扱い方を発表。
昨年、出場した大会で得たポイントを、今年中はそのまま保持できるそうです!
これを踏まえて今後どうなっていくのかを考察していきたいと思います。

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ポイント算出方法の変更

8月からツアーが再開予定となっていますが、今年はポイントの算出方法が大きく変わります。
昨年までは過去52週間の「ベスト18(成績のよい18大会)」の結果に基づいて決められていましたが、今年は22ヵ月(2019年3月~2020年12月)の期間で算出する方法を提示しました。
また、同期間内で同じ大会を2度プレーした場合、どちらかの結果のみをカウントするとされています。

昨年の成績でスケジュールが組める

同期間内であれば良い方の結果が採用される仕組みなので、昨年良い成績を残した選手は無理に過密スケジュールを組む必要が無くなります。
ナダルが今年の全米OPを欠場する可能性が高く全仏OPに標準を絞った様ですが、昨年の成績によって狙いを絞って大会に出場が出来るためコンディション管理もしやすくなります。
ランキング上位の選手がどの大会に照準を絞るのかも見所の1つですね。

ランキング下位の選手にもチャンス!?

上位選手の試合がバラける可能性があるため、今までなかなか良い成績を残せなかった選手にとってはチャンスとも言えるのではないでしょうか。
近年の大会ではBIG3(ジョコビッチ・ナダル・フェデラー)が上位を占めてきましたが、今年は新勢力の台頭にも期待が持てそうです。シーズン終了時にどのような結果になっているのか今から楽しみですね!

今年のツアー展望

今年のツアーは昨年の上位陣は大会を絞って出場する。そのため、昨年あまり成績を残せなかった選手や4大大会で上位を狙う選手は連戦の試合に臨む形になるのではないでしょうか。
もともと出場権のある選手は無理に出場する必要はありませんが、上位選手が分散することが予測される今年は少しでも上の大会や上位進出を狙う選手にとってはチャンスであり、是が非でも結果を残したいシーズンとなりそうです。

ツアー再開後は過密スケジュール

上位を狙う選手にとって最大の敵となりそうなのが、ツアーのスケジュール。
再開が8月になったことで再開後すぐにマスターズ1000とグランドスラムのビッグタイトルを争う戦いが7週間連続で組まれています。
さらに北米のハードコートシーズンが終わると、休みなくヨーロッパのクレーコートシーズンを戦うというハードなスケジュール!少しでの多くの大会でポイントを稼ぎたい選手にとっては連戦でのコンディション調整との闘いにもなりそうですね。

まとめ

多少の緩和は見られるとはいえ、未だに世界中で猛威をふるっている新型コロナウィルス。
大会運営方法や選手の移動などに十分配慮した上でプレーする選手には、ぜひ良いプレーをしてもらいたいと願います✨
上位陣の出場大会やツアーの動向など、昨年とは違った見所となりそうな今シーズン!
過酷なスケジュールの中でも懸命に戦う選手を応援していきましょう。

最後までご視聴ありがとうございました。


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