頂きを目指す戦いもクライマックス！全米オープンテニス！ファイナルラウンド！

２年ぶり２回目の全米チャンピオンへ！
８月３１日から続く熱戦も、ついに決勝を残すのみとなった今回の全米オープンテニス！
２年ぶりの決勝へコマを進めた大坂なおみは２度目の頂点に立てるのか…
注目の試合が行われました。
相手は世界ランキング２７位のアザレンカ、元世界ランキング１位のベテランで実力も経験も兼ね揃えた油断の出来ない相手です。
果たして頂点からの景色を見ることが出来たのはどちらなのでしょうか？

大坂なおみVSアザレンカ

大会に入ってから左太ももの怪我の影響を感じさせないどころか日に日に調子を上げてきている様にさえ感じる大坂なおみ選手！
海外メディアでも優勝の可能性は高いと言われており、本人も相当なプレッシャーがかかっていたのかもしれません。

緊張からか第１セットは動きが固く、ミスの目立つ展開に！
なかなか修正が出来ず、そのまま第１セットを１－６で奪われてしまう。
全米オープンテニスにはジンクスがあり、９５年の大会以降は第１セットを取った選手が優勝を決めていた！
このまま優勝を逃してしまうのか？注目の第２セット。
第２セットも序盤から相手のペースになり第２ゲームでブレイクを許してしまう苦しい立ち上がり。
しかし続く第３ゲームでブレイクバックに成功すると、ここから調子を取り戻していく。
第７・第９ゲームもブレイクし、６－３で第２セットを取り返した。
全米チャンピオンが決まる運命の第３セット。
徐々に調子を取り戻してきた大坂選手と先にリードしておきたいアザレンカ選手のお互いに譲らない一進一退の攻防が続く。先にリードしたのは大坂選手！
第４ゲームでブレイクに成功すると第５ゲームは０－４０と相手にブレイクポイントを与えながらもキープに成功！
第７ゲームでは再度ブレイクされたが、続く第８ゲームでは意地のブレイクバックに成功し、６－３で激闘を制した!(^^)!

決勝に相応しい内容

２年ぶりのチャンピオンを目指す大坂選手とアザレンカ選手のベテランの意地が激突した試合でした。
最初の第１セットを１－６で落とした時にはアザレンカ有利かと思われましたが、第２セットでは気持ちを切り替えて調子を取り戻してきた大坂なおみ選手に軍配が上がりました。
第３セットはお互いの意地と意地のぶつかり合い！片方がブレイクすれば、すぐにブレイクバックするハラハラドキドキの展開に。
新型コロナの影響でトップ選手が出場を辞退したり、第１シードが早々に姿を消したりと波乱も多かった大会ですが、決勝で戦う２人は王者を決めるに相応しい試合を展開してくれました。
次の大会でも活躍してくれることを願います。
全米オープンテニスも残りは男子の決勝を残すのみ。男子は第５シードのズベレフVS第２シードのティエムの対戦となります。
どちらが優勝するのか注目ですね(*‘▽’)✨