ゴルフのレッスン動画やブログなど今では様々なメディアがあります。
どれも為になることが多いですし、それぞれの方が抱える悩みを解決するためには参考にすることは大切です。
私自身もゴルフを始めた頃は色々な動画等を見て勉強していました。
ですが、1つだけ注意して欲しいのが『知識だけを詰め込み過ぎない』ということです。
なぜ知識だけを詰め込み過ぎるとよくないのか?こちらについて解説していきたいと思います。
自身のレベルに合わせた内容
動画などでは『インパクトはダウンブローで捉える』『左肩で壁を作ってスイング』など色々なことが解説されています。
もちろん1つ1つの知識はゴルフ上達に欠かせないことですし、どの動画やブログも素晴らしい解説をしてくれます。
しかし、ここで1つ注意して欲しいのが、『自分自身のレベルによって理解出来る内容は違う』ということです。
小学生に高校生の問題を見せても解けない様に、ゴルフもレベルによって理解出来る内容は変わってきます。
中級者・・・『バンカー脱出方法』『傾斜地での打ち方』『アプローチの寄せ方』などスコアアップのための内容
上級者・・・『ダウンブローで飛距離アップ』『寄せるバックスピン』など高度な技術的な内容
初心者・初級者の方はコースに出れる様になるまでは『基本のスイング』にフォーカスして動画等をご覧になってみてください。
ほとんどの動画やブログでは『初心者のための〇〇』『〇〇の基本』などのタイトルが付いていますので、そちらで探すと分かりやすいと思います。
いきなり高等テクニックに挑戦するのは危険
野球のピッチャーが最初にストレートを教わる様にゴルフにも基本が存在します。
例えば、ダウンブローの動画を見て自分もダウンブローで打ちたいと思ったとしても基本となるスイングが出来ていなければ、『どこをどうすれば良いのか』『どうすればダウンブローで打ち込めるのか』も分からないと思います。
また基礎が固まらないうちにアレコレと試してしまうと自分自身のスイング自体が分からなくなり余計に打てなくなってしまう危険性があります。
実際、自分自身も『少し打ててきたな』と思いダウンブローに挑戦して失敗した経験があります。
しばらくの間、今まで出来ていたことが出来なくなりました。
スイングもどう振っていたのか分からなくなり、ボールにも当たらなくなってしまいました。
なので、色々な知識や技術を身に付けたい気持ちは分かりますが、自分自身のスイングが固まるまではグッと我慢して基礎の練習を続けましょう。
同じ内容でも人によって違う
例えばスイングのレッスン動画でも教える人によってポイントや言い回しは様々です。
『切り返しのタイミング』『ボールの手前を打つ感覚』『振るではなく落とす感覚』『左手の甲を飛球線上に乗せる』などなど探せばキリがない程の知識が溢れています。
それら全てをチェックしながらスイングしようとしたら1回のスイングで一体いくつのポイントをチェックしなければならないでしょうか?
チェックするポイントが増えれば増える程、そればかりが気になって思い切ったスイングが出来ません。
そうすると体が止まったスイングとなりボールに上手く当たらない。スライスが出る。などの原因となってしまうこともあります。
それを改善しようとして新たに動画を見てチェックポイントを増やす悪循環に陥ってしまいます。
これが『知識だけを詰め込み過ぎない』ということです。
出来れば色々な人のレッスン動画を見るのではなく最初は1人に絞りましょう。
誰を見るかは有名だからではなく自分が聞いていて(見ていて)理解出来るかどうかをポイントにしてみてください。
また練習の際のポイントも1つか2つに絞って練習すると効率が良くなります。
出来る様になったら次のポイントを練習するという様に少しずつ幅を広げていった方が上達は早くなります。
最初は簡単なポイントだけ
最初のうちは『大きくゆっくり振る』『最後まで振り切る』など簡単なポイントだけに絞りましょう。
まずはボールをしっかり打てる様になることが最重要課題です。
当たる様になってきたら、『オーバースイングになっていないか』『フェースの向きは合っているか』など、少し細かいポイントを意識してみましょう。
なかなか急激に上達するのは難しいですが諦めずに練習を続ければ結果はついてきます。
ゴルフは他人に左右されない自分1人で行うスポーツです。つまり、ゴルフの結果は誰の物でもなく自分自身の物なのです。
しっかり練習して自分自身が納得出来る様に頑張っていきましょう。
最後までご視聴ありがとうございました。
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